◇15日 中日0―1阪神(バンテリンドームナゴヤ)=延長11回

 中日は阪神の延長11回の死闘の末に敗れた。先発した小笠原慎之介投手が9回途中まで無失点と好投するも打線の援護がなかった。試合後の立浪和義監督も神妙な表情だ。

―延長戦を落とした

「今日はお互いに点を取れない中で、結果1点取られてしまった。(失点した)斎藤もここまで頑張っている。責めることはできない」

―先発・小笠原は9回の先頭・中野に打たれて交代

「よく踏ん張ってくれていた。後攻めなので(マルティネスへ継投してでも)9回を抑えて、というところだった。(打線は)チャンスらしいチャンスがなかった。お互いゼロゼロが続いて向こうに点が入ってしまった。切り替えるしかない。(今回の阪神戦は)1勝1敗なので、何とか勝てるようにやっていくだけ」

―いろいろな選択肢がある中で小笠原からマルティネスへ継投

「何とか今日の試合を取りたい、というところ。ライデルも気持ちよくいってくれた。そこから点を取れなかった。どうのこうの言っても始まらない。明日、頑張ります」

―左足首付近に自打球を当てて途中交代した中田の状況は

「明日の様子を見てです」