◇18日 J1リーグ第15節 名古屋2―0鳥栖(駅スタ)

 名古屋がMF稲垣祥(32)とMF倍井謙(23)の得点で、敵地・駅前不動産スタジアムでは5年ぶりとなる勝利を挙げた。

 序盤から高い位置からの圧力と中央での激しいプレスで鳥栖の組み立てに対応。前半7分にFWパトリック(36)の抜け出しからの折り返しに稲垣が滑り込んでゴールネットを揺らし、先制に成功した。鳥栖のDF原田が警告2回で退場になるなど、グランパス優位で前半を終えた。

 後半、数的優位を得たグランパスが攻めた。5分に稲垣がエリア内に持ち込んだこぼれ球を倍井が押し込んで追加点。鳥栖の組み立てを敵陣でたびたび食い止めた。試合通じて鳥栖を自由にさせず、リーグ戦連勝を飾った。