スーパー耐久第2戦「富士24時間レース」(25〜26日決勝)に向けた専有走行が23日、静岡県の富士スピードウェイで開かれ、16年ぶりにドライバー復帰する「マッチ」こと近藤真彦が本格走行を開始した。

 「モリゾウ」こと豊田章男トヨタ自動車会長が率いるルーキーレーシングに招かれ、水素燃焼エンジンを搭載するトヨタGRカローラH2をドライブ。本番では、チームメートになるモリゾウや、トヨタの世界ラリー選手権(WRC)チームを率いるヤリ−マティ・ラトバラ代表とラップタイムを競うという。

 この日は、監督としてスーパーGTを戦う日産のZ−GT4にも乗り込んだ。走行を終えると、「まずは両メーカーに感謝します。普段は監督や運営サイドの仕事をさせていただいていますが、『レースは走るのが一番楽しい』と改めて感じました」とのコメントを発表した。