◇24日 阪神0―1巨人(甲子園)

 巨人の戸郷翔征投手(24)が史上89人目(101度目)のノーヒットノーランを達成。巨人の投手が甲子園でノーヒットノーランを達成したのは1936年にプロ野球第1号となった沢村栄治以来、88年ぶり2度目の快記録となった。

 戸郷の前のノーヒットノーランは、昨年9月9日にロッテ戦で達成したオリックスの山本由伸(現ドジャース)だった。さらに昨年8月13日には中日の柳裕也が9回を無安打無失点の好投を見せたが、打線の援護なく「未遂」に終わっている。

 この3人には共通点があり、戸郷と柳は宮崎県都城市出身。山本は岡山県出身だが、都城高校を卒業してプロ入りした。このためX(旧ツイッター)では「都城凄くねえか」「これ都城は投手王国と言っていいのでは!?」「都城駅に山本由伸と戸郷翔征の銅像建てるべき」「次は柳の番やな」などと話題となっていた。

 宮崎県出身者では1966年6月12日に西鉄(現西武)の清俊彦が近鉄戦(小倉)でノーヒットノーランを達成している。