◇16日 J1リーグ第18節 名古屋1―1湘南(豊田スタジアム)

 名古屋は前半にFW永井謙佑(35)が先制ゴールを挙げたものの後半に追いつかれ、引き分けた。

 悪天候の影響で45分遅れでキックオフした試合は、グランパスがFW山岸のキープ力とMF中山のスピードを生かした攻撃を展開。33分にMF吉田の右クロスに永井が走り込んで右足で合わせ、今季4点目を決めた。

 後半、試合は暗転する。15分、湘南GK宋範根(ソン・ボムクン)からの速攻を小野瀬に決められて同点。さらに24分に湘南FWルキアンにネットを揺らされるが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。38分にはFW榊原、パトリック、MF久保の3人を同時投入して攻勢に出るも、ドローで決着。試合前時点で降格圏に沈んでいた湘南を相手に、ホームで勝ち点1しか得られなかった。