◇16日 楽天5―3広島(楽天モバイルパーク宮城)

 セ・パ交流戦は、楽天が球団創設20年目で初優勝を決め、賞金3000万円を獲得した。ソフトバンクと同率で最終戦を迎え、楽天は広島に勝って13勝5敗とし、ソフトバンクは阪神に敗れた。2021年のオリックス以来となるパ球団の優勝となった。

 鈴木大の一発が勝利を決定付けた。3点をリードした3回無死一塁で、広島先発・アドゥワの直球を強振。打球はロッテ時代と合わせて全12球団からの本塁打を達成する1号2ランとなって右翼席に飛び込んだ。

 「本当に誰もが思わないような結果が出たので、自分でもビックリしています」と振り返った背番号7は6月に入ってから4番に定着。交流戦初優勝を飾り「すごくチームがいい方向に向かっているなというのは感じます」と話した。