日本バレーボール協会は1日、パリ五輪に臨むメンバー内定選手12人と交替選手1人の計13人を発表した。

 東京都内でのメンバー発表記者会見に臨んだ真鍋政義監督(60)は開口一番、「先に男子バレー、きょう惜しかったですね。私、ほとんど寝ておりません。寝不足できょう来ました」と“告白”。代表監督が発表当日まで夜通しメンバー選考に悩むケースはあるが、真鍋監督の場合は日本時間1日未明に行われた男子NL決勝の日本ーフランスの放送を見ていて寝ていなかったようだ。

 真鍋監督はその後、パリ五輪での戦いに臨むメンバーと交替選手の氏名を一人一人、背番号とともに読み上げた。男子バレー代表OBの真鍋監督は「男子バレーは盛り上がっている。人気、実力もすごい。男子の勢いを女子ももらった」と感謝し、メダル獲得を目標に掲げた。

【五輪内定選手】

▽セッター 岩崎こよみ、関菜々巳

▽アウトサイドヒッター/オポジット 井上愛里沙、古賀紗理那、林琴奈、石川真佑、和田由紀子

▽ミドルブロッカー 宮部藍梨、山田二千華、荒木彩花

▽リベロ 小島満菜美、福留慧美

※交替選手 山岸あかね