魚座
2月19日〜3月20日生まれ
Procrastination makes easy things hard, hard things harder.
「先延ばしは簡単なことを難しくし、難しいことをさらに難しくする」
気持ちいい五月晴れの季節です。魚座の心もゆっくりと開かれていきます。好奇心が旺盛になり、新しいことに心が向かいます。今月は何事も熟考するのではなく、「面白い!」と思ったら反射的に動いてみることです。
最近の魚座は、大変なことや難しいと感じることを避ける傾向があります。傷つきたくないという気持ちから、実は取り組まなくてはならないことを先延ばしにしているフシがあるのです。
このメッセージはアメリカの格言家、メーソン・クーリーの言葉です。あまり知られてはいないと思いますが、実はあいみょんの曲「どうせ死ぬなら」の歌詞の中に、“メーソン・クーリーのあの言葉を遺言に選んで”と、その名前が使われています。
もちろん、新しいことにチャレンジするのにもよい時期ですが、まずは先延ばしにしていることからクリアしましょう。思い切って「えいっ」とやってしまえば、気持ちも晴れ晴れします。
あなたの心を自由にしてくれる知識や情報に触れてください。講座やワークショップなどに参加するのもおすすめです。そこで知り合う人々と親交を深めると、また新しい出会いにつながります。
若者と触れ合う
イマドキの若者文化に触れる機会を持つのも賛成です。親せきや知人の娘であるJKと、一緒にお出かけするのもいい。今後の消費傾向を支える彼らを知れば知るほど、仕事などに役立つ閃きがあるでしょう。
下旬になったら小休止。夏に向けて快適に過ごせるお部屋作りに励んでみては。満月5月23日(木)前後は、仕事や人間関係にトラブルの暗示も。
月が導くあなたのターニングポイント
月が天の魚座を運行するのは5月3日(金)夜明け前〜5月5日(日)夜明け頃、5月30日(木)午前中〜5月31日(金)終日まで。
目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。
岡本翔子(おかもと しょうこ)
心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE