2024年1〜4月にCREA WEBで反響の大きかった記事ベスト7を発表します。グルメ部門の第7位は、こちら!(初公開日 2024年2月6日)
やっと気兼ねなく遠方に出かけられるようになりました。この数年で大好きな旅先の贈りもの事情にも変化が?
次の旅で手に入れるべきギフトアイテムを徹底リサーチ。
今回はライターの大和まこさんに京都の贈りものについて教えてもらいました。
おいしいもの好きの人に届けたい
Q1 最近のお気に入りギフトは?
【圓田 YENTA】カンパーニュ、バナナブレッド
京都市・吉田山のふもとにあるパン店。
「独学でレシピを完成させたため、個性あるパンが揃います。特にカンパーニュは香ばしさともちもち感、控えめの酸味とバランスが良く、食事の際のパンとしても、おやつにしてもいい。バナナブレッドなどの焼き菓子なども美味」
圓田 YENTA
Instagram @yenta.bread
【香港飲茶 星街】XO醬
中京区に2店舗を構え、香港出身の点心師が腕を振るう飲茶店の調味料。
「甘いものが好きではない方や、持ち帰りに気を遣わないもの(といっても瓶なのでちょっと重さはありますが)を、と考えたときに使い勝手のいいXO醬。旨みたっぷりで、嫌いな人はいないはず」
香港飲茶 星街
https://www.starstreet.jp/
京都の企業とコラボしたアイテムがずらり
Q2 贈りものが見つかる店は?
京都 蔦屋書店
「2023年10月に四条河原町にある京都髙島屋S.C.の専門店ゾーンにできた新しい蔦屋書店です。
オリジナルの京玄米茶や漢方の入浴剤といった、ここでしか購入できないスーベニアが用意されていて、今後活躍するのでは、と期待!」
京都 蔦屋書店
https://store.tsite.jp/kyoto/
伝統息づく京だから再生する店も
Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは?
歴史を大切に引き継いでいます
「惜しまれつつ閉店した、洲浜専門店『御州濱司 植村義次』。その跡を継いだ『すはま屋』(X:@suhamaya193)で、最初のころはつくられていなかった押物(写真)が復活し、さらに店主が新たな図柄を考案もしています。
また、一旦途絶えた『するがや祇園下里』も再始動。なくなってしまうお店もありますが、こうやって歴史が引き継がれていくのだなと思います」
●教えてくれたのは……
大和まこ(やまと・まこ)さん
ライター
京都在住25年のライター&コーディネーター。街歩きからレストラン、寺社仏閣まで幅広く取材。
嬉しかった贈りもの:果物や調味料など、自分で買うにはちょっと躊躇するような上等なもの。
文=大嶋律子(Giraffe)
写真=アフロ〈風景〉