「中日4−6広島」(27日、バンテリンドーム)

 絶好調男のバットが止まらない。広島の宇草孔基外野手(27)が3号先制2ランを放ち、抜群の存在感を示した。

 「6番・左翼」で出場。二回1死一塁で、梅津の高めの直球に反応。打球は右翼席の最前列に飛び込む先制弾となった。「変化球が来ると思った。真っすぐは遊撃の頭の上ぐらいに低い打球を打っていこうと思っていた。本当にたまたまです」と謙虚に振り返った。

 19年度のドラフト同期入団の森下が先発した試合で2戦連発。「(森下)暢仁に勝ちを付けられて良かった」と笑みをこぼした。