サッカーのU−23アジア杯カタール大会準決勝・イラク戦で勝利し、でパリ五輪出場権を獲得したU−23日本代表の大岩剛監督(51)と藤田譲瑠チマ主将(22)が2日、決勝のウズベキスタン戦(日本時間3日24時30分開始)を前に前日会見に臨んだ。

 同大会では16年のカタール大会以来の優勝を狙う日本。大岩監督は「決勝に進めて非常にうれしく思います。素晴らしい決勝戦にしたいと思っています。今大会中ずっと言ってますけど、目の前の試合に23人非常に良いコンディションでいますのでしっかりと勝利にフォーカスしながら準備をしながら臨みたい」と意気込んだ。

 決勝戦の結果がパリ五輪1次リーグの組み合わせの振り分けに反映される意味合いでも、重要な一戦となる。それでも藤田主将は「そんなに意識してなくて、この大会に集中してます。そもそもそのシステムがあることを初めて知ったんですけど」と苦笑い。「自分たちにできることは目の前に集中して優勝することだけだと思うので、そこは揺るぎなく頑張りたい」と力を込めた。