「宝塚記念・G1」(23日、京都)

 圧倒的得票数でファン投票1位に支持されたドウデュース。ドバイの屈辱を晴らす走りでグランプリ連覇を狙う。以下、友道康夫調教師との一問一答。

  ◇  ◇

 −土曜朝は栗東の角馬場からプールへ。決戦を前にして馬の気配は。

 「プールには追い日以外、毎日行っています。きょうも落ち着きがあっていい感じでした」

 −関西圏での競馬は昨年の京都記念以来。

 「久々ですね。ただ、もう整える程度でいいくらいでしたし、放牧から帰ってきた時から何も心配なところがなく、ここまで来られています」

 −気温も徐々に上昇してきたが。

 「暑さも大丈夫です。去年、北海道にいる時は少ししんどそうで“天皇賞に間に合うかな?”という感じもありましたが、今はまだそんなに暑くないですしね」

 −木曜発表の馬体重は、有馬記念のレース時と比較してプラス6キロ。

 「あの時と一緒くらいの馬体重で出られると思います」

 −4枠4番からのスタートに。

 「後ろから行く馬ですし、枠はどこでも。近くに有力馬がいるので、それらを見ながら進められるのはいいですね。あの2頭(ジャスティンパレス、ベラジオオペラ)をある程度前に見ながら乗ってほしい。あとは、牝馬が遠い枠に入ってくれたのは良かったです。偶数枠というのもいいですね」

 −海外遠征帰りで休み明けだが。

 「海外には3回行って、3回とも帰ってきてからダメージはありませんでした。凱旋門賞の時もシャキッとしていて、有馬記念を使えそうなくらい。ダメージがないというか、良くなって帰ってきています。状態面で“あれ?”と思ったのは、フランスでの1カ月間しかない。3カ月あいているけど、そんなに休み明けという感じもしないですよ」

 −梅雨時らしく雨予報が出ている。

 「ドボドボの馬場じゃなければいいかな。あとはジョッキーに任せるだけです」