「陸上・日本選手権」(28日、デンカビッグスワンスタジアム)

 女子やり投げ決勝が行われ、昨夏の世界選手権金メダリストで67メートル38の日本記録保持者の北口榛花(JAL)が62メートル87で2年ぶり4度目の優勝を果たした。今夏のパリ五輪代表には既に内定している。

 北口は1投目で61メートル10を投げて2位につけると、2投目に62メートル87と記録を伸ばした。

 得意の最終6投目で記録を伸ばせず、思わず頭を抱えた。

 昨年大会は2位となり、3連覇を逃した。悔しさのあまり取材エリアで号泣していたが、その後の世界選手権では金メダルを獲得するなど、世界で活躍を重ねてきていた。