お迎えしてからの愛犬の「嬉しい変化」にグッとくる!

紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@twnALMSuyt24495さんの愛犬・はるちゃん(撮影時3才/柴犬)。こちらの写真は、保護犬だったはるちゃんをトライアルで迎え入れた日に撮った一枚です。

ケージの中のベッドで寝ている、はるちゃん。飼い主さんによると、当時のはるちゃんはケージの中で眠ることが多かったのだそう。

そんなはるちゃんですが、飼い主さんの家で半年ほど過ごすと、嬉しい姿を見せてくれたようです。

半年後のはるちゃんは…

なんと、はるちゃんはケージの外で、しかもお腹丸出しの無防備な“ヘソ天”ポーズをしながら眠っていたのです。当時の出来事について、飼い主さんは次のように振り返ります。

飼い主さん:
「ケージの中で寝ていることが多かったはるが、ソファに座っていた私の足元で寝始めたんです。『近くで寝てくれてるの嬉しいなぁ〜』と思ってしばらくすると、まさかのヘソ天! 初のケージの外でのヘソ天でした。

人の動きに敏感ですぐに起きちゃうコなので、そーっとカメラを起動して写真を撮りました」

あれからさらに半年が経過し、2024年3月5日にはるちゃんは「1回目のうちのコ記念日」を迎えました。はるちゃんと飼い主さん家族は、この1年間どのような日々を過ごしてきたのでしょうか。

はるちゃんとの出会いのエピソードや現在の暮らしの様子について、飼い主さんに詳しくお話をうかがいました。

保護犬だったはるちゃんとの出会い


飼い主さん家族の家には、もともと先住犬・ごん太くん(取材時3才/柴犬)がいました。「ごん太に遊び相手がいたらどうだろう?」と、飼い主さん家族は2頭目の犬のお迎えを考え始め、話し合っていたそうです。

そんなある日、お迎えするコを探していたときに、保護犬の譲渡会ではるちゃんと出会ったといいます。

飼い主さん:
「最初は『ごん太と同じオスのほうが友達になりやすいのかな?』と思っていたのですが、保護団体のスタッフさんとお話をするなかで、ごん太にはメスのほうが合っていると思うなどのアドバイスをいただきました。

それから、お迎えの条件を『ごん太と年齢や体の大きさが近いメスで相性がいいコ』にしたところ、ぴったりなコが譲渡会にいたんです。それが、はるでした」

譲渡会では、はるちゃんを家族に迎えたいという希望者が多かったのだそう。飼い主さん家族は諦めかけていたそうですが、「縁があってはるちゃんとごん太くんのお見合いができることになった」といいます。

飼い主さん:
「ごん太とはるは初めまして同士だったのに、ものすごーく静かな“ワンプロ”を始めたので、『相性は大丈夫そうだね』ということでトライアルへと進みました。

トライアル期間中はなんの問題もなく、1週間が過ぎた頃に『うちのコにさせてください!』と申し出て、その後正式にはるのお迎えが決定したんです」

甘えん坊で「かまってちゃん」なところが可愛らしい!

お迎え当時は推定3才で、すでに成犬だったはるちゃん。現在推定4才のはるちゃんは、人なつっこくて甘えん坊で「かまってちゃん全開」とのこと。

飼い主さんははるちゃんを見ていて、「『私が一番可愛くて、私が一番ナデナデしてもらえているのよ!』と思っているのかもしれません(笑)」と話しています。
そんなはるちゃんは犬が少し苦手な様子だそうですが、人なつっこくてのんびりな性格のごん太くんのことは大好きなのだとか。

飼い主さん:
「はるがごん太を慕っている感じで、はるのほうからごん太のそばに行くことが多い気がします。『遊ぼう!』と誘うのも、はるからが多いですね」

はるちゃんたちへ、あらためての思い


この1年間で嬉しい姿をたくさん見せてくれている、はるちゃん。飼い主さんは、はるちゃんをお迎えしてからの日々を振り返り、どのようなことを思っているのでしょうか。

今の気持ちを聞くと、このように話してくれました。

飼い主さん:
「保護団体の人の話では、はるは住宅地で保護されたそうです。詳細はわからないですが、元の飼い主さんが見つからなかったようで、縁あって我が家に来てくれました。過去のことは忘れて、楽しく幸せだなと思う犬生を過ごしてほしいです。

2頭が穏やかに『幸せだなぁ〜ここに来てよかったなぁ〜』と思えるように、これからも一緒に過ごしたいと思います。山や川など、自然豊かな場所にも一緒に行ってみたいですね」

写真提供・取材協力/@twnALMSuyt24495さん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ