18日に開幕する米国女子プロゴルフのメジャー大会「シェブロン選手権」を前に米ツアー6勝の畑岡奈紗(はたおか・なさ)が意気込みを語った。

米ツアー6勝もメジャーは未勝利の畑岡

◆米国女子プロゴルフ メジャー第1戦<シェブロン選手権 4月18〜21日 ザ・クラブ at カールトンウッズ(テキサス州) 6824ヤード・パー72>

 悲願のメジャー初制覇に期待のかかるツアー6勝の畑岡奈紗だが「ここ何年かはメジャーということを意識せず、試合前は自分の準備をしっかりできるように心がけています」と飄々(ひょうひょう)と話し「最終日になるにつれて気合がどんどん入ってくるんじゃないかな」と笑った。

悲願のメジャー制覇に挑む畑岡奈紗 写真:Getty Images
悲願のメジャー制覇に挑む畑岡奈紗 写真:Getty Images

 今季は3月初旬にシンガポール開催の「HSBC女子世界選手権」で3位に入っている。「(今季は)良かったり悪かったり。シンガポールはけっこう苦手意識があったんですが、すごくいいゴルフができてよかったと思います。アメリカ本土に戻ってきてなかなか思うようにいっていない」と今季序盤を振り返る。

「スイングを少し変えたり(新しい)クラブをテストしたりしているので、いい方向に行っていると信じてこれからも続けていきたい」と試行錯誤を続けており、オープンウイークだった前週は「100ヤード以内の距離のコントロールや、スイングスピードが少し落ちていたので戻せるように練習していました」と調整に励んできた。

 前年と同コースでの開催だが、多少の改修が行われた模様で「グリーンの傾斜がところどころきつくなったり、全体的には大きくなっている」と変化を説明する。

「なるべくグリーンキープできるようにしたい。グリーンを歩いているときはそんなに硬く感じないんですけど、セカンドショット、とくにミドルアイアン以降はかなり(スピンが)リリースがするので、見た目よりも転がる印象があります。少し芝目もあるので、タッチを合わせるようにしていきたい」と、グリーン攻略を徹底し快挙に挑む。

 なお、この大会の模様はWOWOWにて連日中継される

e!Golf編集部