今季限りで日本ツアーからの引退を発表しているプロゴルファーのイ・ボミが自身のインスタグラムを更新。母国・韓国で行われた「NH投資証券レディースチャンピオンシップ」に出場し、戦いを振り返りました。

「最も価値のある時間はベストを尽くした時間です」

 今季限りで日本ツアーからの引退を発表しているイ・ボミが、永久シードを持つ韓国女子ツアー(KLPGA)の「NH投資証券レディースチャンピオンシップ」に出場(5月12〜14日、京畿道・水原CC)。

 初日を「70」で回り、2アンダーの25位タイで発進したものの、2日目は「77」と振るわず、通算3オーバーの96位タイで予選落ちという結果に。

夫で俳優のイ・ワン氏が今大会でキャディーを務めた 写真:KLPGA提供
夫で俳優のイ・ワン氏が今大会でキャディーを務めた 写真:KLPGA提供

 試合後、ボミは自身のインスタグラムを更新し「最も価値のある時間はベストを尽くした時間です」などと韓国語でコメント。

 2日目は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと苦しいゴルフになったボミでしたが、今大会は夫で俳優のイ・ワン氏がキャディーを務めており、「オッパ(夫)と一緒だったから乗り越えられて楽しかった」と夫婦二人三脚で挑んだ母国での戦いを振り返りました。

 続けて「支えてくれてありがとう」と夫へのメッセージをつづり、最後に「このトーナメントをサポートしてくれたすべてのファンに感謝します」「ありがとうございます」と感謝の思いを伝えたボミ。

 この投稿には、かつて日本ツアーでも共に戦ったユン・チェヨン、キム・ハヌルからも「ハートフルでした」「お疲れさま」とコメントが届いた他、ファンからは「やっぱりカッコイイ」「いいえがお」「ファイトです」など声が寄せられました。

 今季がラストイヤーとなるボミの日本での最終戦は、所属先でもある「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」(10月19〜22日)を予定しています。

イ・ボミ

1988年8月21日生まれ、韓国出身。2010年に韓国女子ツアー賞金女王となり、11年から日本ツアーに参戦。15年に7勝、16年は5勝して2年連続で賞金女王となる。ツアー通算21勝。19年12月に俳優イ・ワン氏と結婚。23年シーズンをもって日本ツアーからの引退を発表した。愛称は“スマイル・キャンディ”。延田グループ所属。

e!Golf編集部