4月3日にデビュー10周年を迎える

 AKB48の小栗有以が29日、都内の西武渋谷店で行われたカレンダー特設販売会場お披露目記者発表会に登壇。デビュー10周年を前に、現在の思いを語った。

 小栗にとって初の撮り下ろしカレンダーが29日に発売となり、31日まで西武渋谷店B館5階イベントスペースに特設販売会場がオープン。同会場には、カレンダー撮影で着用した衣装や写真パネルが展示される。

 4月3日にデビュー10周年を迎える小栗は、お祝いメッセージを記入するボードに自ら「初心を忘れず向上心を持って、これからも成長していくぞー!」と書き込んで笑顔。「充実した10年を過ごせたと思います。デビュー当時は12歳だったんですけど、AKBに選抜があることすら知らなかった。朝起きるのが苦手で遅刻もしていたので、人としてもアイドルとしても未熟でした」とコメントし、「10年間を通して、起きるのが得意になりました。アイドル以外にもいろんな活動をさせていただいて、悔いのない10年間を過ごせたと思っています」と胸を張った。

 デビューからの活動を振り返り、「いい意味で今もアイドルをお仕事だと思っていないんです」と切り出すと、「お仕事と思っていないというのは、今の考えとデビュー当時の考えは違う。当時はチーム8として新しいものを作っていく仲間だと思っていたんです。なので、ワクワクする気持ちが一番強くありました」と説明した。

 さらに「当時は東京代表ということで、ありがたい言葉ではあったのですが、若干プレッシャーにも感じていました。不安に思っていた時期もあって乗り越えた中で、カレンダーを発売したり、グループを引っ張る存在になれて、積み重ねは大事だと思いました。諦めずにファンの方を信じて前を向いてきてよかったです」と10周年直前の心境を語っていた。ENCOUNT編集部