伊藤沙莉の「はて……」で幕切れ

 俳優の伊藤沙莉が主人公・猪爪寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土曜、午前8時)が1日にスタートした。オリエンタルラジオ・藤森慎吾もゲスト出演し、朝ドラデビューを果たしたが、直後の『あさイチ』(月〜金曜午前8時15分)では、博多華丸・大吉の博多大吉が苦言を呈した。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

『虎に翼』の第1回では女学校に通う寅子が、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いをさせられる様子が描かれた。

 その中で3度目の見合い相手として登場したのが藤森演じる横山太一郎だった。横山は米国暮らしの経験があるという高学歴男性という役どころ。寅子が自身の知識を披露しながら、会話を続けると、横山は「分をわきまえなさい。女のくせに生意気な!」と言い放ってしまった。残された伊藤は「はて……」とつぶやいたところで、第1回は終わった。

 トレードマークのメガネを外し、スーツ姿で“鼻につく”高学歴男性を演じた藤森の姿にその様子を見届けた大吉は思わず、「はて……、と言いたいのはこっちだよ〜、藤森君あの終わり方はないよ〜」と藤森演じる横山の傍若無人ぶりに苦言を呈した。ENCOUNT編集部