『あさイチ』恒例の朝ドラ受け

 NHK『あさイチ』(月〜金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが10日、恒例の朝ドラ受けを展開。この日放送された『虎に翼』の第30回では、主人公・寅子(伊藤沙莉)が弁護士を目指して受けた高等試験に合格し、周囲から祝福され、祝賀会では今後の覚悟を感じさせるスピーチをする様子が描かれた。また、途中、「♪うちのパパとうちのママと並んだ時 大きくて立派なはママ……」と、寅子の歌声が流れる中、寅子のこれまでの様子を伝える回想シーンもあった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

「♪うちのパパとうちのママと並んだ時 大きくて立派なはママ……」。かかあ天下の夫婦関係をコミカルに表現した曲「モン・パパ」を歌う寅子の歌声に続き、寅子は合格を祝う祝賀会で女性合格者を代表するような形でスピーチ。寅子は「すごく怒っている」ときりだすと、「女は弁護士にはなれても裁判官や検事にはなれない……もともとの法律が私たちを虐げている」、さらに「男か女かでふるいにかけられない社会になることを私は心から願います」と語った。

『あさイチ』の冒頭、鈴木アナが「素晴らしい演説で胸が熱くなりました。ありがとうございますという感じ」と、寅子に拍手した。一方、華丸は寅子の歌にくいつき「ママとパパの歌……どれだけパパ虐げられるの」と語り、周囲の笑いを誘った。鈴木アナは「本当にあった歌なんですってね」と語っていた。大吉は「力強い演説でございました。良かった。良かった」と話していた。ENCOUNT編集部