映画『ハピネス』の公開記念舞台あいさつ

 俳優の橋本愛、吉田羊、蒔田彩珠が23日、都内で行われた映画『ハピネス』の公開記念舞台あいさつに窪塚愛流、山崎まさよし、篠原哲雄監督とともに出席した。同女性陣は、本作でも注目を集めるロリータ・ファッション風の衣装でそろい踏みした。

 今作のメインキャストが初めて集合した本イベント。窪塚はあらためて本作を振り返って「演じているときに、とにかく今まで演じてきた中で、一番追い詰められていた。本当にこの映画が皆さんに届くのか、ということを考えられなかった。自分の家族や友達が見て『すごい良かったよ』という声を聞くのがとてもうれしくて」とほほ笑んだ。

 共演の橋本は、そんな窪塚の初主演作であることに言及。「気持ち的におこがましいんですけど、何か、どこかで窪塚さんのことを、なんか本当の天使のような弟みたいな気持ちで、心に中にずっと残っている感覚がある。なので、今日は窪塚さんの記念すべき主演の映画の公開記念舞台あいさつということで、おめでたい気持ちというか、『よかったね〜!』という気持ちです」と笑顔を見せた。

 同作は、嶽本野ばらによる同名小説が原作。心臓の病気のため、医者から余命1週間と告げられた女子高生の由茉(蒔田)と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作りあげることに協力する恋人・雪夫(窪塚)のラブストーリーを描く。橋本は、国木田月子役を演じた。ENCOUNT編集部