ワークマンの2024年春夏の新作には、レディースウェア・アイテムも豊富に展開されています。その製品の中でも、筆者がおしゃれだと思ったウェアが「レディース撥水ギャザージャケット」です。

 ウエストの調整が可能なので、よりフェミニンな印象を与えるアウターです。実際に着用しているので、使用感などを紹介します。

●「レディース撥水ギャザージャケット」の仕様について

 レディース撥水ギャザージャケットは、製品名にある通りはっ水加工が施されています。そのため多少の雨なら対応可能です。ただ防水加工ではないので、強い雨だと内側に染み込んでしまうことがあります。

 フードは取り外し可能。フードを外すと、背面の細かいギャザーが際立ちます。これもおしゃれポイントの1つです。さらにUVカット機能付きなので、紫外線対策ウェアとしても使えます。

 ポケットは両サイドに2つ備えています。胸ポケットなどはないので、収納力は一般的だといえます。重さは約250g(Mサイズ)と軽量なので、羽織りたいときにさっと着ることができるのがうれしいポイントです。

●ウエストギャザーがおしゃれ! 1枚で決まるアウター

 レディース撥水ギャザージャケットはウエストを絞ることができるので、シルエットがきれいです。横から見ると、丈に前後差があるので、スタイルアップにも効果的です。

 ウエストを緩めると、通常のジャケットのシルエットになります。こちらはよりカジュアルな印象になるので、コーディネートやシーンに合わせてファッションを楽しむことができます。

●少し光沢感がある生地が高見えに

 レディース撥水ギャザージャケットの素材はナイロン100%です。軽量なので、長時間着ていても体への負担が少ないと感じます。

 触れてみると生地は薄めで、シャカシャカとした肌触りです。また光沢感もあるので、高見えするアウターだと思います。特に筆者が購入したブラックは、他のカラーよりも光沢があるように感じます。

●腕が上げにくいと感じることも……

 軽量でデザイン性が高いレディース撥水ギャザージャケットですが、気になる点もあります。ドルマンスリーブとまではいかないのですが、袖口に向かって細くなっているデザインなので、腕を上げにくいときがあります。

 特にウエストを絞って前ファスナーを閉めたときは、窮屈さを感じてしまいました。あまりストレッチ性がないことも、原因の1つかもしれません。

 また袖口はボタンで留める仕様なので、腕まくりをしたいときはボタンを外す必要があるので、少し面倒さを感じるかもしれません。

 このような気になる点はあるものの、ちょっとした羽織りとして使うにはおすすめのアウターです。カラー展開はブラック(筆者購入)、チャコール、セージ、イエロー、オフホワイト。春夏らしいカラー展開がおしゃれです。

 またサイズはMとL。写真は、身長160cmの女性がMサイズを着ています。丈や袖はぴったりで、身幅に程よく余裕があるサイズ感です。価格は1780円(税込)と、リーズナブルです。