生地がしっかりしたTシャツは、“ヘビロテ”しやすいウェアの1つ。今回は、コスパが良いウェア・アイテムを展開する「GU」と「ワークマン」の“コットンTシャツ”を比較レビューします。

 どちらも1000円以下の、日常使いしやすい厚手Tシャツです。筆者は2着とも着用しているので、異なる点などをお伝えします。

●GUとワークマンの“コットンTシャツ”比較レビュー:素材や価格について

 今回比較するのは、ワークマンの「ヘビーウエイトコットンオーバーサイズ半袖Tシャツ」と、GUの「コットンクルーネックT(半袖)」です。まずは価格ですが、ワークマンのTシャツは980円(税込、以下同)、GUのTシャツは990円(5/6までアプリ会員特別価格890円)です。ほぼ同じ価格となっています。

 素材は2着とも綿100%です。どちらも厚手の生地なので、しっかりした肌触りです。ただ、ワークマンのTシャツは胸ポケットが付いていますが、GUのTシャツにはありません。

 それぞれのTシャツを持ったとき、重さに違いがあるように感じました。そこで重さを測ってみたところ、ワークマンのTシャツは約334g。GUのTシャツは約258gでした。GUのTシャツの方が少し軽さがあります。

●どちらもカラー展開豊富

 ワークマンのTシャツとGUのTシャツは、カラー展開も異なります。GUはホワイト、ブラック、ピンク、ナチュラル、イエローなどの8色展開。ワークマンTシャツはホワイト、ブラック、杢グレー、グリーン、アースレッド、オレンジなどの12色です。

 ワークマンのTシャツの方がカラー展開が豊富ですが、カラーによって販売時期が異なることがあります。また2着とも色味としては同じですが、カラー名が異なる場合があります。

●サイズ感について

 サイズ展開は、ワークマンのTシャツがS〜3L、GUがXS〜3XLです。GUはXSサイズがあるので、小柄な女性でも着ることができそうです。今回は、もっとも大きなサイズ、ワークマンの3LとGUの3XLを比較してみました。

 サイズ表記を確認すると、ワークマンの3Lは身幅が64cm、身丈が77cm、肩幅が54cm。GUの3XLは身幅が67cm、身丈が78cm、肩幅が51.5cmです。

 2着を重ねてみると、袖や丈の違いはほとんどありません。実際に着用してみても、サイズの違いはそれほど感じませんでした。

 ただ襟ぐりは、GUのTシャツの方が開いていると感じます。GUの方が脱ぎ着しやすいかもしれません。

●実際に着てみた! 着心地について

 実際に両方のTシャツを着てみました。サイズに大きな違いはないのですが、肌触りが異なります。ワークマンTシャツの方が、少しざらざらとした触り心地です。前述したように、ワークマンのTシャツの方が重く、生地に厚みがあります。そのため硬いと感じることがあります。とはいえ、着心地の悪さは感じません。また洗濯を繰り返すことで、生地に柔らかさが出てきて、肌なじみもよくなってきます。

 今回は、ワークマンとGUのコットンTシャツを比較してみました。筆者はあまり違いを感じませんでしたが、カラー展開や襟ぐりのデザインが異なるので、好みや着用シーンなどで検討してみてください。