なんと、牛丼が福島の空を飛びました。「空飛ぶ、牛丼」そんな言葉が現実となりました。その舞台となったのは南相馬市の牛丼チェーン「すき家」。

「空飛ぶ、牛丼」の正体はドローン。牛丼をドローンにのせて目的地まで運ぶ実証実験が行われたのです。実証実験は、福島県や「すき家」などを展開するゼンショーホールディングス、それにドローンを開発する南相馬市の企業が行いました。ドローンは離着陸のみ操縦で、目的地までのルートは自動で飛行します。離陸から約15分後には、出発した店から約2.5キロ離れた目的地に到着しました。「空飛ぶ、牛丼」は無事、注文した人のもとへ。気になるそのお味はというと?

■注文した人は

「空を飛んで冷めているのかなと思ったが、全然そんなこともなくて、出来立てみたいな温かい状態でとてもおいしいです」

■ゼンショーホールディングス 金田淳マネジャー

「安全でおいしい温かい商品をお客様のところに迅速に届けられるように、これからも様々な実証・実験を試していきたい」