郡山市の女性(80代)が、警察官をかたる「なりすまし詐欺」の被害にあいました。

警察によりますと22日、女性のもとに郡山警察署の警察官を名乗る男から「あなたの口座からお金が引き出されているため、捜査に協力してほしい」などと電話がありました。

その後、警察官を名乗る女が女性の家を訪れ、封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れ、印鑑を持ってくるよう要求されたということです。

女性が印鑑を取りにその場を離れたところ、キャッシュカードが入った封筒を別のものにすり替えられ、銀行口座を確認すると、20万円が引き出されていたということです。

警察は、警察官がキャッシュカードの暗証番号を聞いたりすることはないとして注意を呼びかけています。