石川町の官製談合事件で、再逮捕された男らの建設会社が過去4年間に受注した工事の落札額が、約5億円にのぼることがわかりました。

石川町認定こども園の造成工事の入札を巡り、設計額を漏らしたなどの疑いで前町長の塩田金次郎容疑者(76)ら3人が再逮捕されています。

このうち、関根徳夫容疑者(69)ら2人が勤めていた志賀建設は、2人が退職した2023年7月までの4年間に少なくとも11件、4億9746万5000円の公共工事を落札しています。

この額は、石川町の大規模工事を受注できるAランクの5社の中で最も多くなっています。

警察は金品の受け渡しの有無も含め調べています。