米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(5/18)は前週比8000件減の21.5万件と前回から予想以上に減少し、4月末以来で最低となった。失業保険継続受給者数(5/11)は179.4万人と4月上旬来で最高。



同時刻に発表された米4月シカゴ連銀全米活動指数は―0.23と、予想外に3月−0.04に続き2カ月連続のマイナスとなった。



新規失業保険申請件数の予想以上の減少が利下げ先送り観測をさらに後押しし米国債は反落。米10年債利回りは上昇に転じ4.44%まで上昇した。ドル・円は156円52銭から156円75銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0845ドルへ弱含むもユーロ買い意欲強く1.0857ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2745ドルから1.2727ドルまで下落した。



【経済指標】

・米・先週分新規失業保険申請件数:21.5万件(予想:22.0万件、前回:22.3万件←22.2万)

・米・失業保険継続受給者数:179.4万人(予想:179.3万人、前回:178.6万人←179.4万人)

・米・4月シカゴ連銀全米活動指数:―0.23(予想:0.15、3月:−0.04←0.15)