2日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、161円27銭から161円62銭で上下した。米国のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の「物価はディスインフレ傾向再開を示すようになった」との発言に反応し、ドル売りが一時強まった。その後、5月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が予想外の増加に転じたことを受けて、ドル買いになった。10年債利回りも4.40%台から4.44%台で上下した。



 ユーロ・ドルは1.0724ドルから1.0747ドルでもみ合い。ユーロ・円は173円21銭へ下落後、173円49銭まで上昇した。



 ポンド・ドルは1.2654ドルから1.2685ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9032フランから0.9050フランでもみ合った。