Jストリーム<4308>は30日、2023年10月26日に公表した2024年3月期通期の連結業績予想値と実績値との間に差異が生じたことと、個別決算における実績値が前年度の実績値から一定以上変動したことを発表。



2024年3月期通期の実績値は、売上高は、WEB講演会等イベント実施の絞り込みや、WEB、映像等の情報提供用コンテンツ制作の鈍化がみられ、イベント等のリアル回帰が進み関連売上が想定を下回ったことから、112.66億円(前回予想1.9%減)となった。設備投資や採用計画の抑制、内製化の推進と外注費の削減等による経費節減策が奏功し、大きな削減効果が得られたことから、営業利益は5.66億円(同9.8%増)、経常利益は5.85億円(9.2%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は2.98億円(同36.2%増)に上方修正となった。



個別決算における2024年3月期の実績値は、売上高は、85.05億円(前年比7.3%減)となった。売上高の減少に加え、従業員増に伴う労務費、人件費や販売促進費の増加等の影響から、営業利益は4.14億円(同61.5%減)、経常利益は5.62億円(同53.2%減)、当期純利益は4.06億円(同42.0%)と前年度実績値との間に差異が発生した。