台湾・台北市の百貨店で今月上旬まで開催されている日本の物産展「全台最大日本展」で、白河市のご当地グルメ「白河ラーメン」が評判となっている。
 台湾でのPRイベントの開催を目指し、市が昨年から台湾各地で売り込んできた。それが功を奏し、現地の百貨店「遠東SOGO」の播本昇副社長が白河ラーメン店「とら食堂」の市販セットを取り寄せた。会場では熱々のラーメンに調理して提供されている。
 市によると、もちもちとした麺としょうゆ味のスープが台湾の人たちの胃袋をつかんだ様子で、味わった来場客の女性は「とてもおいしい。いつか白河に行って、本場の味に挑戦したい」と笑顔を見せた。