バドミントンのパリ五輪予選ランキングが4月30日付で最終確定した。本県関係では、いずれも富岡高卒で女子シングルスの大堀彩(トナミ運輸)が9位、男子ダブルスの保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)が6位、混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が3位となり、代表入りの条件を満たした。大堀と保木、小林は五輪初出場、渡辺、東野は2大会連続出場となる。
 このほか、シングルスで女子の山口茜(再春館製薬所)が4位、男子の奈良岡功大(NTT東日本)が5位で代表入りの条件を満たした。山口は五輪3大会連続出場、奈良岡は初出場となる。ダブルスは女子の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が出場権を獲得した。
 日本バドミントン協会は5月21日に代表選手の発表と記者会見を行う。
 五輪には各国・地域から各種目最大2人、2組が出場できる。最大枠を得るには、五輪予選ランキングでシングルスが16位以内に2人、ダブルスは8位以内に2組が入る必要がある。同ランキングは昨年5月から1年間の国際大会で高ポイントを獲得した10大会の合計による。