原爆で犠牲になった人の名前などを記した「原爆死没者名簿」の風通し作業が行われました。

原爆が投下された午前11時2分、長崎市の職員11人が犠牲者に黙とうを捧げました。

風通し作業は、梅雨を前に毎年行われていて、職員が名簿に傷みがないか、確認していきました。

200冊の名簿には、広島原爆の犠牲者と被爆体験者を含む19万5704人の名前や死亡時の年齢などが記されています。

去年8月以降に亡くなった人の名前が加えられ、8月9日の平和祈念式典で奉安されます。