郡山市の50代男性から23日午後、交流サイト(SNS)を通した詐欺被害に遭ったと郡山署に届け出があった。被害額は約450万円で、同署は詐欺事件とみて調べている。
 同署によると、昨年10月中旬ごろ、男性がSNSで海外の金融関係者を名乗る人物と連絡を取っていたところ、別のSNSやトークアプリに誘導され、「金の取引でもうけているので一緒にやらないか」などと持ちかけられた。話を信じた男性は、相手の指定する複数の金融機関の口座に合計約450万円を振り込んだ。
 男性は振り込んだ後に不安になり元金を払い戻そうとしたが拒否されたため、弁護士に相談したところ被害が発覚した。