岸田首相は28日夜の会見で、4月に行われる衆院の3つの補欠選挙の前に衆院を解散する可能性を問われ、「政治への信頼回復、経済の再生、賃上げなど先送りできない課題に一意専心取り組んでいく。それ以外のことは今は考えていない」と述べるにとどめた。

さらに、「政治資金規正法（の改正）は、今国会中にやる。解散については今何も考えていない」とも述べた。

また、岸田首相は3補選について、「国民の大変厳しい意見を受けながらの選挙になる」とした上で、政治への信頼回復や自民党改革などを「しっかり訴えていきたい」と述べた。