ドジャース大谷選手の元通訳・水原一平容疑者による違法賭博問題が大きな注目を集めるなか、アメリカプロバスケットボールNBAではスポーツ賭博にかかわる不正行為を行ったとして、24歳の選手が永久追放処分となった。

リーグの規律に違反し永久追放処分となったのは、トロント・ラプターズ所属のジョンティ・ポーター選手。

リーグの調査によると、ポーター選手は3月行われた試合で、自身の健康情報に関する情報を漏らしたり、出場時間を意図的に減らすため体調不良を訴えていたことが明らかになった。

また2024年1月から3月にかけて、所属するラプターズを含むNBAの試合で賭けを行い、2万ドル以上の利益を得ていたという。

NBAのコミッショナーは声明で「NBAの誠実さを守ること以上に重要なことはなく、だからこそ最も厳しい処分が下された」と説明している。