イランによるイスラエルへの大規模な報復攻撃の翌日、イスラエル政府がイランへの反撃を計画していたことが新たにわかった。

しかし、アメリカのバイデン大統領と電話会談を行い、反撃は見送られたという。

イスラエルメディアなどによると、イスラエル政府は事前にイランの攻撃の範囲に応じて報復攻撃の計画を承認していた。

しかし、14日早朝に行われたネタニヤフ首相とアメリカのバイデン大統領との電話会談のあと、報復攻撃が見送られたという。

今後、攻撃が行われるかについて関係者は、「報復はするが事前に承認されていたものよりも限定的なものになる」との見方を示している。

一方、イランでは17日、軍事パレードが行われ、ライシ大統領は“イスラエルがイランの国益を損なえば、非常に厳しい対応に直面する”とあらためてイスラエルをけん制した。