為替介入の観測が強まったが、徐々に円安が進んでいる。

1日の東京外国為替市場の円相場は、アメリカの利下げが遅れるとの見方から、円売りドル買いの動きが強まり、1ドル = 157円台後半での取引が続き、158円台に迫る場面もあった。

市場では、4月29日に政府・日銀が5兆円規模で為替介入を行ったとの観測が強まっているが、その後も円安は進み、市場関係者の間では、「もう一度160円に近づけば、介入があるのではないか」との声も出ている。