21日午後、神戸市長田区の住宅街で、歩道に設置された消火栓から水が噴き出した。周辺では一時断水したが、午後5時ごろに復旧した。

午後3時過ぎに関西テレビのヘリコプターで撮影した映像から、水の高さは約10メートルに及んでいるとみられる。

午後3時前、通行人から「水道管が爆発した」と警察に通報があった。

神戸市水道局によると、消火栓に取り付けられたボルトが破損し、水が噴き出したということだ。 消火栓は、設置から約30年経過していて、ボルトが経年劣化で腐食していたとみられる。

目撃した人:空に舞うような勢いで結構すごかった。この辺は人通りも多いのでお子さんも多くいるので、ちょっと危ないかな」

目撃した人:急にどかんと。通るのも危なかったので離れていました」

この影響で付近の約20軒が断水したが、午後5時ごろ全面復旧した。 けが人は確認されていない。

警察や水道局は、ボルトが破損した原因などを詳しく調べている。