スポーツ用品大手の「ヨネックス」が、海外の子会社との取引をめぐり、約11億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。

申告漏れを指摘されたのは、東京・文京区のスポーツ用品メーカー「ヨネックス」。

関係者によると、「ヨネックス」は、アジアの子会社にスポーツ用品などを安く提供することで、本来は日本で計上すべき利益の一部を海外に移したと指摘された。

東京国税局は「ヨネックス」に対し、アジアの子会社に移った約11億円の利益が日本での「申告漏れ」にあたるとして、約2億円を追徴課税したという。