鳥栖FW横山がチャンスを演出

 サガン鳥栖は5月18日、J1リーグ第14節で名古屋グランパスとアウェーで対戦。0-2で敗れたものの、FW横山歩夢のキレキレドリブルに注目が集まっている。

 現在21歳の横山は東海大高輪台高校を卒業した2021年に松本山雅FCに加入。22年にはリーグ戦29試合で11ゴールをマークすると、23年に鳥栖へステップアップ移籍を果たした。

 横山は左サイドでスタメン出場したなか、前半15分にスピードを生かしたドリブル突破でチャンスを演出した。横山は敵陣左サイドのタッチライン際でボールを受けると、股抜きで相手DFを交わしてスピードアップ。そのままペナルティーエリア内に侵入し、相手3人を翻弄すると、シュートまで持ち込んだ。

 シュートは枠の上に外れてしまうも、持ち前のスピード感あるドリブルはこの試合で数少ないビッグチャンスとなった。

 SNSでは横山の圧巻ドリブルに対して、「ドリブルがネイマールやん」「キュンキュンのドリブル」「ドリブル上手すぎる…」「切り返しがすごい」「惚れました」「横山くんのドリブル3倍速だった?」など、反響の声が上がっていた。

 試合には敗れてしまったものの、インパクトのあるプレーを見せた横山。パリ五輪世代21歳の若きスピードスターの活躍に期待が高まっている。

FOOTBALL ZONE編集部