上島拓巳と味方同士で接触

 横浜F・マリノスは5月19日のJ1リーグ第15節でFC東京と対戦。前半25分にMFナム・テヒのゴールで先制した横浜FMだったが、前半32分にアクシデントが起こった。

 味方のバックパスに対して、横浜FMのセンターバック(CB)であるDF上島拓巳とDF渡邊泰基が反応。浮いたボールをヘディングしようとしたところ、両選手が空中で頭をぶつけてしまい、ピッチに倒れこんでしまう。このボールに対してプレスをかけていたFC東京のMF松木玖生も倒れている上島の状態を見て、メディカルスタッフを呼んだ。

 26日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦を控えている横浜FMだが、CBに負傷者が相次いでおり、この試合ではベンチにCBを本職とする選手もいない状況だ。上島は立ち上がって頭に包帯を巻いてプレーを続けることになったが、渡邊はプレー続行が不可能となり、MF山根陸と交代。MF喜田拓也が最終ラインに下がってプレーすることとなった。

 場内アナウンスでは、渡邊と山根の交代は脳震とうによるものとの説明が入った。ACL決勝を控えていることもあるが、渡邊の状態は気がかりなところだ。

FOOTBALL ZONE編集部