プレミアリーグ優勝経験のあるレスター・シティが、来シーズンに向けてスポルティングCP所属のサッカー日本代表MF守田英正に強い関心を示していると英メディア『BNN』が報じた。レスターは夏の移籍市場で、守田を含めた複数のポルトガルリーグの選手の獲得を狙っているという。

 元日本代表FW岡崎慎司が所属していた15/16シーズンにプレミアリーグを制覇したレスターだったが、昨季2部に降格していた。しかし、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディーやポルトガル代表MFリカルド・ペレイラが2部降格したチームに残留したことも大きな助けとなり、現在2部のチャンピオンシップでは2位と勝ち点6差の首位につけている。

 そして、来シーズンの1部復帰に向けて、スポルティングCPで活躍する守田に強い関心を示しているようだ。同メディアによると、レスターは来シーズンに向けて最高レベルで競争するという野心を有しており、プレミアリーグでの成功に貢献できる選手を確保することに力を注いでいるという。

 同メディアは、守田が「チーム力を高める可能性のある傑出した選手の1人」としてレスターの注目を集めていると報じており、実際に現地時間の29日に行われたポルトガルカップのスポルティングCP対SLベンフィカ戦にスカウトを派遣し守田を含めた複数選手を視察したとのこと。

 なお日本代表MFの他にも、スポルティングCPのジョアン・パウロ・ディアス・フェルナンデスやベンフィカのオルクン・コクチュもレスターの今夏におけるターゲットとなっているようだ。