現在ラ・リーガで4位につけるアトレティコ・マドリードは、ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)でプレーする日本代表、板倉滉の獲得を検討しているようだ。22日にスペインメディア『FICHAJES.COM』が報じた。アトレティコ・マドリードは、今年の夏に守備陣の大幅な変更が予想されている。

 記事では、2019年にエスパニョールから加入したマリオ・エルモソやモンテネグロ代表のステファン・サヴィッチ、現在フェネルバフチェへレンタル中のトルコ代表チャーラル・ソユンジュの3人が今夏に退団すると予想。そのため3人の新たなセンターバックをアトレティコ・マドリードが獲得するのではないかとの見解を示した。

 その中でボルシアMGで2シーズン目を迎えている27歳の板倉が獲得候補リストに上がっていると伝えた。板倉は、22年7月に現在所属するボルシアMGに加入するとすぐさまレギュラーに定着。現在まで公式戦43試合に出場し、3ゴール、2アシストを記録している。

 板倉とボルシアMGの契約は2026年6月までだが、契約解除条項金は1,000万ユーロ(約14億円)から1,500万ユーロ(約21億円)の間に設定されていると言われている。この額は、アトレティコ・マドリードが決して払えない額では無いようだ。加えて、板倉自身もステップアップに前向きであると伝えられている。

 また同メディアは、アトレティコ・マドリード以外にもブンデスリーガの2クラブと日本代表の南野拓実も所属するフランスの名門、ASモナコも板倉に興味を示しているとも報じた。

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