ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーを務めるマンチェスター・ユナイテッドが、今夏の補強予算は現金で3500万ポンド(約70億円)ほどになるようだ。そのため、バーゲンセールで戦わざるを得なくなる可能性があると、英メディア『トライバル・フットボール』が報じている。

 マンUは今季、18勝6分14敗の成績を残し8位となった。この時点でリーグ戦においては、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)とUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の出場権を逃している。ただし、FA杯決勝でマンチェスター・シティを下せば、優勝することでEL出場権を確保することが可能だ。とはいえ、すでに今夏の補強予算が減らされる方向で計画が進んでいるかもしれない。

 同メディアは「プレミアリーグの巨人であるマンUは今夏、バーゲンセールで活動しなければならないかもしれない。レッドデビルズの今夏の補強予算は、現金で3500万ポンド強だと言われている」とし、売却候補の一人として、ヘタフェにレンタル移籍中のメイソン・グリーンウッドの名前を挙げ「クラブは特に彼のような生え抜きの選手の売却を通じて、多額の資金を調達したいと考えている」と報じた。ラトクリフ氏は以前、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)を遵守する方針を示している。同メディアは「プレミアリーグの利益と持続可能性の規則により、支出できる金額が制限されている」と伝え、補強よりも売却優先になることを示唆した。

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