働き方の選択肢が増え、フリーランスで働くママも増えています。フリーランスも立派に稼ぐことができますが、中には誤解している人もいるようです。今回はママ友から格下扱いされたエピソードを知人から聞きました。

フリーランスとして働くA子

A子はフリーランスとして働くママです。会社員時代に培った人脈と経験を活かし、フリーランスとして独立を果たしました。
フリーランスといっても、収入は人それぞれ。お小遣い程度の人もいますが、A子は会社員時代よりも稼げるようになり、バリバリと働いていました。

フリーランスはフリーター?

ところが、ママ友のB美は「フリーランスなんてかっこ良く言ってるけど、しょせんフリーターみたいなものでしょ? 会社員になれないなんて、かわいそう」とA子のことをバカにしてきました。
会社員よりも下だ、と格下扱いしてきたのです。

フリーランスとフリーターは響きは似ているけれど、中身は違います。A子は何度か訂正しましたが、B美は「はいはい」と聞こうともしません。
次第にA子は面倒になり、実害もないので放置することにしました。

血相を変えたB美が持っていたものとは?

ある日A子は、血相を変えたB美から「これA子さんなの!?」とスマホを見せられました。
そこにはA子がWEBマーケターとして取材された記事が! 以前、知り合いから頼まれて取材を受けていた記事が公開されていたのです。

記事にはA子の名前や顔写真が掲載されており、華々しい経歴まで書かれていました。
仕事のことだけでなく、プライベートと仕事のバランスについても取材を受けており、記事を読むとA子の充実した生活ぶりが伝わってきます。
B美から「A子さんじゃないよね!?」と聞かれ、A子は「私だけど、何?」と平然と答えました。

勝手に勘違いしていただけでしょ!

そこで初めてA子がフリーランスとして成功していることを知ったB美は「騙された!」と騒ぎました。でもA子は騙しておらず、B美が勝手に勘違いしていただけ。
なぜかB美は周囲のママたちに「A子は見栄を張ってフリーランスと言ってるだけ」と吹聴していたようで、無知ぶりを周囲に披露してヒソヒソされてしまいました。
B美はA子よりも上に立ちたかったのかもしれませんが、変なマウンティングをしたために、恥をかいてしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子