私の知人から聞いたママ友とのトラブルです。ママ友とは同い年の子どもを持つご近所さんとして、良好な関係を築いていたそうですが……。

お隣さんが入居

私は旦那と中学生の娘とマンションで暮らしています。ある日、空室だったお隣の部屋にあるご家族が引っ越して来られました。

ご挨拶をしたときに、我が家の中学生の娘と同い年の息子さんがいらっしゃることがわかり、お隣の奥さんと「困ったら助け合いましょうね。」とお話しました。

それからというもの、子育ての相談をしあったり、学校行事などの情報を共有したり、どんどん親しくなりました。お隣ということもあり、お互いの家を行き来する仲に発展。

いつの間にか時は流れ、娘たちは中学を卒業しました。娘は高校へ進学し、お隣の息子さんは就職の道へと進みました。

ママ友の相談

お隣の息子さんは就職したのですが、最初に就職した会社を数日で退職。その後もなかなかお仕事が続かず、退職の挨拶もせず仕事をバックレてしまうことが増えてしまい、困っていると、お隣の奥さんから相談を受けていました。

そしてある日、相談があるからとお隣さんの自宅に呼ばれたときのこと。

またしても息子さんが仕事をバックレてしまい、緊急連絡先の母親であるお隣の奥さんに電話がかかってきたそうです。その電話にお隣の奥さんは、「息子は事故に遭って連絡できない状態です。今後どうなるのかわからないから職場はこのまま退職させます。」と嘘の理由で退職の話をしたと言います。

それを聞いた私は「息子さんだけじゃなく、仕事で悩んだり、退職が言いづらい時ってあると思うんだ。親として心配な気持ちは分かるよ。息子がかわいいならなおさら息子のために、辞める辞めないの決断と連絡は、自分でさせた方がいいんじゃないかな? あの時母さんに勝手に辞めさせられた、なんて恨まれるのもしんどいでしょ?」と自分の意見をアドバイスしました。

ママ友の態度が急変

すると突然お隣の奥さんが「帰って!」と怒鳴ったのです。私はびっくりしてしまい、とりあえずその場は帰宅しました。

翌日からお隣の奥さんは近所中に「あの人(私)のいう通りにしていたら子どもがどんどん不良になった。いい顔して自分の子どものことしか考えていない悪魔だ。ずっと騙されていた。」とあることないことを言いふらして回りました。

その後、しばらく経ってお隣のご家族は近所トラブルで引っ越して行ったのですが、引っ越すまでの間ずっと悪い噂を流され続け、会うたびに睨まれとても居心地が悪い思いをすることに。

まとめ

以上が知人の体験談です。

お隣の奥さんは自分の悪い部分を指摘され腹を立てたようです。これまで親しくしていた知人は、子どものことが可愛いのはわかるけど、豹変ぶりにびっくりしたと言います。

ご近所の方との距離感は難しいなと感じた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A