スタントンが二塁から生還も…ファン酷評「登坂を走っているよう」

■ブルージェイズ 5ー4 ヤンキース(日本時間17日・トロント)

 ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が見せた“鈍足”ぶりに驚きの声が集まっている。安打で二塁から生還を果たしたものの、悠々セーフのタイミングのはずがもう少しでアウトに。ファンは「なんで歩いてる?」「ジョギングか。気分悪い」「登り坂を走っているようだ」と声を寄せている。

 16日(日本時間17日)の敵地・ブルージェイズ戦。2回2死一、二塁でホセ・トレビーノ捕手が左前打を放った。左翼手が捕球した時点で二塁走者のスタントンは蹴ろうとしており、タイミング的には悠々セーフに見えた。しかし、スタントンのスピードが上がらない。左翼シュナイダーの好返球でクロスプレーになったが、何とかセーフになった。

 米メディア「トーキン・ベースボール」が「ジャンカルロ・スタントンは、とにかく機敏で速すぎる」と皮肉交じりのキャプションで動画を投稿すると、ファンは反応。「信じられないほどの努力不足」「情けないことこの上ない」「スローモーションで走っているように見える(笑)」「これがスタントンの最速ランなのか?」「ジョギングしてもセーフだったね」「彼が走るのを見るのはとても辛い」とコメントが並んだ。

 2014年オフ、マーリンズと13年総額3億2500万ドル(約502億円)の契約を結び、2018年にヤンキースに移籍した34歳。故障がちで徐々に成績が下降し、昨季は101試合で打率.191、24本塁打、OPS.695に終わっていた。今季はここまで打率.250、4本塁打、OPS.877。最終的にはどんな数字を残すだろうか。(Full-Count編集部)