中日・山本泰寛は9試合に出場、打率.385をマーク

■中日 2ー0 ヤクルト(17日・バンテリンドーム)

 今季中日に加入した山本泰寛内野手が存在感を放っている。17日のヤクルト戦(バンテリンドーム)では途中から遊撃の守備に就き、鮮やかなハンドリングと軽快なフットワークで“6-6-3”の併殺を完成。「まじで上手い」「神守備」とファンは声を寄せている。

 2点リードの8回無死一塁。オスナの打球は二遊間に飛んだ。山本はこの打球を左腕を伸ばしてキャッチすると、そのまま二塁ベースを踏んで一塁へランニングスロー。ショートバウンドの送球を一塁・中田翔内野手がキャッチし、併殺にした。

 慶大から2015年ドラフト5位で巨人に入団。2020年オフに金銭トレードで阪神に移籍した。昨年は1軍出場がなく、オフに戦力外に。中日に加入した。今季は開幕1軍を果たし、9試合に出場して打率.385(13打数5安打)をマーク。得点圏打率は.500(6打数3安打)を記録している。

 二遊間をこなし、いぶし銀の働きを見せる30歳。SNSには「軽快な足さばきが光りますね!」「ヤスがいる安心感」「守備が凄すぎた」「何でクビになったん?」「中日行ってイキイキしてる」「よく来てくれた」「デカい拾い物したなぁ」とコメントが並ぶ。攻守でチームを支える山本のプレーに今後も注目だ。(Full-Count編集部)