22日に退場となっていたヌートバー、23日の試合でも厳しい判定

■カージナルス 3ー1 オリオールズ(日本時間23日・セントルイス)

 厳しい判定に、ついに指揮官がブチ切れた。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は22日(日本時間23日)に行われた第2試合で、微妙なストライク判定が3球続き、三振に倒れた。ファンからは「ひどい」「今すぐロボット審判を!」と指摘する声があがっている。

 ヌートバーは21日(同22日)の試合で、初回の第1打席のストライク判定に抗議して退場処分を受けていた。22日(同23日)の3回の第2打席では、1球目、3球目、8球目の外角のボールがストライクと判定され、ヌートバーは天を仰いだ。

 MLB公式のデータサイト「ベースボール・サーバント」によると、この3球はストライクゾーンから外れており、米データ分析会社「Codify Baseball」はX(旧ツイッター)で「どうやら、ヌートバーの三振は事前に決まっていたようだ」と投稿した。

 ヌートバーが三振に倒れた直後、ポール・ゴールドシュミット内野手の初球も内角への微妙なボールがストライクに。これには、ベンチのオリバー・マーモル監督が激怒。ベンチを飛び出し、審判に言い寄った。その後、監督は退場を宣告された。これにはファンから「今年の審判たちはひどい。誰もストライクゾーンがどこか分からなくなっているかのように」「酷いストライクゾーン」と怒りの声があがっていた。(Full-Count編集部)