西武は投打が噛み合い6連勝、青山が6回2失点

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦は30日、3試合が行われ、西武は楽天に4-2で勝利。ロッテはオイシックスを11-9で制し、日本ハムはヤクルトに8-9で敗れた。

 西武は1点を追う3回、フランチー・コルデロ外野手の2点適時二塁打で逆転に成功すると、5回に奥村光一外野手の2号ソロで追加点を挙げた。投げては先発の青山美夏人投手が6回2失点。7回以降は3投手の継投で逃げ切り6連勝を飾った。

 敗れた楽天は先発の高田孝一投手が6回3失点の粘投を見せるも、打線は6安打2得点に終わり、4年目右腕を援護することができなかった。

 ロッテは初回、池田来翔内野手の6号2ランと、ドラ5・寺地隆成捕手の1号2ランで4点を先制。4回には2死から打線がつながり寺地の適時打などで5点を奪い逆転に成功すると、5回には石川慎吾外野手が3号ソロ。15安打で11得点を奪う猛攻を見せた。

 先発した二木康太投手は3回1失点で降板。リリーフした投手が4回に満塁弾を浴びるなど7点を奪われたが、7回以降は3投手が無安打に抑えて逆転勝利に貢献した。

 日本ハムは2回に石井一成内野手の1号2ランで先制すると、4回には野村佑希内野手の7号ソロと石井の2号2ラン、5回には野村が2打席連続となる8号ソロを放ち、リードを広げた。1点を追う8回には有薗直輝内野手、梅林優貴捕手に本塁打が飛び出し逆転に成功した。

 しかし9回に田中瑛斗投手が2死から2点を失い、痛恨の逆転負け。打線が1試合6本塁打を放つも6回以降9失点の投手陣が誤算だった。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)