ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース下関4th 九州スポーツ杯」が3日に開幕する。

 菅章哉(36=徳島)が手にした32号機は、2連率39%の好素性機。前走の村越篤も軽快な出足を武器に優出(3着)している。伸びのスペシャリストとしては出足特化は魅力的に映らないかもしれないが、前検では「ペラは自分の形でチルトは0・5度に跳ねた。伸びていくことはなかったが、起こしはスムーズ」とまずまずの手応えをつかんだ。

 今節は同じく伸びのスぺシャリスト・藤山翔大も参戦。藤山は近況はピット離れ仕様も駆使することが多いが、やはり真骨頂はスリットから伸ばしての豪快なまくり。菅と藤山。どちらがより強伸びに仕上げるのかが今節の見どころの一つだ。

 まずは初日12Rドリーム戦で直接対決。「6号艇ならチルト3度でいくつもり。伸びを引き出したいですね」と〝いつもの姿勢〟を強調した。